レンタルオフィスにおける防音性と遮音性の重要度

レンタルオフィスを利用するにあたって気になるポイントの一つに「個室スペースの防音性・遮音性」が挙げられます。
隣の部屋の会話が聞こえるといったことがあれば業務に集中できませんし、電話をする時に外部に会話が漏れているのではないかという不安に襲われてしまいます。
そのため、レンタルオフィスを利用するのであれば物件内覧時に個室スペースの防音性を確認するのが重要です。
本記事ではレンタルオフィスにおける防音性・遮音性の重要度と内覧時の確認すべきポイントを解説します。

レンタルオフィスにおける防音性の重要度

多くの入居者が出入りするレンタルオフィスでは、様々な音が発生します。
業務中に個室の外から聞こえる音が大きいと業務に支障が生じ、ミスを誘発する恐れがあります。

また、外部に電話や会議の内容が漏れてしまうと、情報漏洩に繋がり、社会的信用の低下を引き起こしかねません。

そのため、レンタルオフィスを活用する際には防音対策が必要不可欠となります。
ここでは防音対策の重要性について解説します。

情報漏洩を防ぐセキュリティ対策になる

防音性の高い執務スペースであれば、それだけで情報漏洩を防ぐセキュリティ対策となります。
オフィスでは事業計画や顧客情報、取引履歴、財務データ、アクセスログなど企業にとって重要な情報を扱います。

情報の漏洩を防ぐためには業務内におけるデータの扱い方だけでなく、電話や会議から社外に漏れることを防ぐのも欠かせません。
そのため、防音性・遮音性の高さはセキュリティ面で大変重要な要素となります。

特に近年では新型コロナウイルスの世界的流行を受け、テレワークを導入する企業が増えました、そのためテレビ会議のようにオンライン上で打ち合わせを行う機会も増えてきました、そうした場面でのセキュリティ対策として防音対策は欠かせません。

秘匿性の高い会議が行える

情報そのものを慎重に取り扱う必要があり、外部に漏れることがあれば多大な損害を受ける可能性がある場合、防音性の高さは秘匿性の高い会議を行う際に欠かせない要素と言えます。
特に来客対応時には顧客本人のプライバシー保護の点でも効果的です。

外部に情報が漏れない安心感は企業への信頼性にも大きく寄与するため、顧客満足度向上へと繋がります。
また、信頼性の向上によって営業の成約率改善といった効果も期待できる点も防音性の高さがもたらすメリットの一つです。

作業に集中することができる

防音対策をすることで外部からの雑音を遮断が可能です。
無駄な音を取り除くことで業務に集中しやすくなるため作業効率の改善、生産性の向上が期待できます。
また、外部に音が漏れないという安心感から従業員同士のコミュニケーションもとりやすくなる点もポイントです。

コミュニケーションが取りやすい環境であればチーム同士の連携が取りやすくなり、意思疎通がしやすい環境の構築が実現します。
その結果、組織力の向上にも大きく影響を与え、ヒューマンエラーの防止や生産性の向上など様々な効果が現れます。
事業の成長に防音性は不可欠な要素と言えるでしょう。

電話業務を行うことができる

テレアポやテレビ会議、オンラインセミナーをするためにレンタルオフィスを利用したいと考える方は少なくないでしょう。
会話が外に漏れてしまう可能性がある場合、テレアポやテレビ会議を安心して取り組むことができません。

その場合、作業効率は大幅に低下し、生産性の低下まで引き起こす可能性があります。
電話業務やオンライン上でのミーティングやイベントを行うことを想定している場合は、防音性。遮音性の高さは必ず確認しましょう。

防音性が高いオフィスであれば周囲の目を気にする必要性がない中で打ち合わせに集中できるため、生産性向上が期待できます。

オフィス選定時に確認すべき防音ポイント

レンタルオフィスを選定する際はサイト上に掲載されている情報に加えて、現地での内覧も行うことで実際に導入されている防音対策を確認できます。
その際は、防音性・遮音性の視点から確認すべき項目を押さえた上で内覧するのをオススメします。

特に執務スペースの形態や会議室の有無は作業効率を高め、事業の成長を促すのであれば欠かせない要素と言えます。
ここではオフィス選定時に確認すべき防音性のポイントについて解説します。

オフィススペースは完全個室であるか

レンタルオフィスは専有の個室空間を執務スペースとして借りるオフィス形態を指しますが、個室は必ずしも天井まで壁がある完全個室でない可能性があります。
壁と天井の間に隙間が空いているブースタイプのオフィスは開放感がありますが、音が外部に漏れるため防音性は低いデメリットがあります。

また、顧客情報を扱う際は適してない形態となるため必ず確認しましょう。
完全個室タイプの執務スペースであれば周囲の雑音を機にすることなく業務に集中できるため、業務に集中できるオフィスを確保できます。

音漏れがしないか

完全個室であっても壁が薄い場合は音が漏れてしまい、雑音に悩まされる可能性があります。
特に簡易的なパーテーションで区切られただけの場合、防音性は低いため必ず確認するのがオススメです。
建物の造りを管理会社に確認するのも防音性の高さを確認する際には有効的です。

遮音性の高い間仕切り壁を利用しているオフィスであれば安心して電話やテレビ会議を行えます。
完全個室であり、かつ遮音性の高い間仕切り壁を使用していれば、情報漏洩のリスクを減らせるでしょう。

会議室を利用可能か

レンタルオフィスには共同で使用可能な完全個室の会議室を常設していることが多いですが、中には会議室を常設していないオフィスもあります。

来客対応をすることがないのであれば、会議室がなくとも問題ない可能性がありますが、対面による対応が発生する場合は、顧客情報の保護も含めて完全個室の会議室が利用できることが好ましいです。
また、会議ができるスペースがあると記載されていても、共同で利用できるラウンジタイプではなく、個室タイプも設置されているかも確認しましょう。

共同スペースは半個室の作業ブースが設置されているか

レンタルオフィスにはシェアオフィスやコワーキングスペースでよく見られる入居者と共同で活用するラウンジが設立されているところも珍しくありません。

完全個室で防音性の高い執務スペースを普段利用しているのであれば、ラウンジは息抜きや簡単な軽作業を行う時に適した場所です。
そのため、どのような形態でも問題ありませんが、もし防音性・遮音性の高さを起点に内覧するのであれば、共同スペースに半個室の作業ブースが設置されているかを確認するのをオススメします。
半個室のブースであれば周りの目もある程度遮断できますし、会話も完全ではないものの、通常のラウンジスペースよりは対策が可能です。

SKY-OFFICEは高遮音性の壁を採用した完全個室

札幌市を拠点にレンタルオフィスを提供するSKY-OFFICEは防音性・遮音性に優れた執務スペースを揃えています。
提供するオフィスは壁内部にグラスウールを充填し、ボード2重貼りとするといった遮音性が必要なマンションと同等の壁仕様を採用しています。

乾式耐火遮音境壁概念図(参考例)

また、一部オフィスではより強固な防音性を実現するためにコンクリート打ちっぱなしの壁による対策をしている点も他にはないポイントです。
完全個室の執務スペースは当然のこと、会議室も完全個室を採用しているため安心して業務に取り組むことが可能です。

一部物件には共同スペースを併設しており、半個室ブースを採用しているオフィスもあります。
他にも空調性能や感染症対策、採光、断熱性能にも拘っているため、入居者はストレスを感じることなく業務に集中できます。

作業効率の改善や生産性の向上など、組織が抱える課題解決も期待できる点もSKY-OFFICEだからこそ実現可能なポイントです。

まとめ

レンタルオフィスを利用する際はセキュリティ対策が不可欠と言えます。
その中でも防音対策は欠かせないもので、情報漏洩のリスクヘッジをする点でも必ず確認しておく必要があります。
執務スペースは完全個室であるか、間仕切り壁の遮音性の高さ、完全個室の会議室の有無等を確認することでレンタルオフィス選びを成功へと導くでしょう。
特にテレアポやテレビ電話、オンラインセミナーなどを実施する際は、防音性の高さは不可欠なため、確認するのを忘れないようにしましょう。
札幌市内でレンタルオフィスを探している場合は、高い防音性。遮音性のオフィススペースを提供するSKY-OFFICEにご相談いただければ、事業内容に適したレンタルオフィスを提案させていただきます。

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