札幌のレンタルオフィスや賃貸事務所|都心部が本当に最適か?メリット・デメリットと賢いエリア選び

札幌でレンタルオフィスを探すとき、「札幌駅」や「大通駅」といった都心部をまず候補にする方が多いでしょう。
確かに都心部はアクセスや企業イメージの面で有利に思えます。
しかし、都心部の高い賃料を払う前に、札幌市全体のレンタルオフィス事情を一度比較検討することが重要です。

都心部から地下鉄10分程度でアクセス可能なエリアには、コストパフォーマンスに優れ、かつ快適なオフィスが数多く存在します。
「都心部=便利」というイメージだけで決めつけず、アクセス・コスト・快適性のバランスを見直すことで、より満足度の高い働き方が見えてきます。

この記事では、札幌都心部のオフィスのメリット・デメリットを解説し、都心部以外のエリアからおすすめのレンタルオフィスをご紹介します。

札幌市都心部のレンタルオフィスが人気な理由

札幌駅・大通駅周辺は、札幌市の経済・交通・行政の中心であり、「ビジネスの心臓部」といえる場所です。
通勤や営業のしやすさから、最も高い人気を誇ります。都心部のレンタルオフィスには以下のようなメリットがあります。

移動効率に優れた交通アクセスの要所

札幌市都心部はJRや地下鉄の主要路線が交差する交通のハブです。
複数の路線が利用できるため、社員の通勤やクライアントとの打ち合わせがスムーズに行えます。
また、冬場の徒歩移動は地下歩行空間を利用すれば雪の影響を受けにくい点も大きな魅力です。

ビジネスの中心地としてのブランド力

札幌市都心部は、大手企業や行政機関が集まるエリアでもあるため、オフィス住所としての信頼感は抜群です。
取引先や顧客に対し、高い信頼性や安定した企業イメージをアピールできます。

周辺施設が充実した快適なビジネス環境

札幌市都心部は、市役所や法務局、税務署、商工会議所など、ビジネスを行う上で何かと必要になる公的機関が揃っているエリアでもあります。
仕事の合間に立ち寄ることもでき、社員の利便性が高く快適に働ける環境が整っています。

見落としがちな都心部のデメリット

利便性や信頼性の面でメリットが多い都心部のレンタルオフィスですが、一方で、費用対効果や日々の働きやすさという点で、見落とされがちなデメリットも存在します。

高額な賃料がビジネスの負担に

札幌市都心部のレンタルオフィスは需要が集中するため、賃料はどうしても高くなりがちです。
実際、2025年11月時点で、札幌駅南口エリアにある20~50坪のオフィスの平均賃料が15,663円/坪なのに対して、創成川東エリアの同条件のオフィスの平均賃料は8,945円/坪となっています。(参考:三幸エステート株式会社
初期費用や更新料も含めると、トータルコストはさらに大きくなり、特にスタートアップや小規模事業の場合、家賃負担が重くのしかかる可能性があります。

通勤時間帯の混雑でストレス増加

都心部へ向かう路線は朝夕の時間帯に利用者が集中し、満員電車や混雑したバスに乗らざるを得ないことが多くなります。
こうした環境下では、移動そのものが負担となり、疲労の蓄積やストレス増大につながります。
毎日のことだからこそ、業務の質や生活リズムにも影響を及ぼす点が大きな課題です。

都心部でも実は通勤効率が悪いケースがある

都心部にオフィスがあればアクセスが良いと思われがちですが、実際には地下鉄やJRの乗車時間だけでなく、駅からオフィスまでの徒歩移動にかかる時間も考慮する必要があります。

たとえ住所が都心部であっても、駅から徒歩10分以上かかる物件もあり、トータルの通勤時間や利便性は必ずしも良いとは限りません。
さらに、都心部の物件は駅から遠い物件でも、賃料が高めに設定されていることが多いため、高い賃料を払ったにもかかわらず、通勤時間や利便性が見合わないという可能性もあります。

騒音や人混みによる集中環境の悪さ

繁華街や商業施設が近い都心部は、日常的に騒音や人混みが発生します。
静かな環境で集中したい業務やオンライン会議の妨げとなる可能性があります。

駐車場の確保が難しい

都心部は、月極駐車場の空きが少なく、料金も割高という課題があります。
営業車の利用が多い企業や車通勤の従業員を抱える場合、駐車場の確保に手間と追加コストが発生し、オフィス維持費が想定以上に膨らむケースも少なくありません。

札幌都心部以外のレンタルオフィスの魅力

札幌駅や大通駅から地下鉄・JRで乗車時間10分程度のエリアに視野を広げると、多くのメリットが見えてきます。

「駅からの乗車時間」と「駅からオフィスまでの徒歩時間」をトータルで考えると、都心部の駅から遠いオフィスよりも、都心近郊エリアの駅近オフィスの方が利便性が良いケースも珍しくありません。

それどころか、札幌駅前や大通駅周辺よりも賃料が抑えられ、コスト面と利便性のバランスを考えると、満足度が高い選択肢になる場合もあります。

以下は札幌駅または大通駅から乗車時間10分圏内の駅です。

地下鉄南北線:麻生、北34条、北24条、北18条、北12条、すすきの、中島公園、幌平橋、中の島、平岸、南平岸

地下鉄東西線:二十四軒、西28丁目、円山公園、西18丁目、西11丁目、バスセンター前、菊水、東札幌、白石、南郷7丁目

地下鉄東豊線:新道東、元町、環状通東、東区役所前、北13条東、豊水すすきの、学園前、豊平公園、美園、月寒中央

JR:発寒中央、琴似、桑園、苗穂、白石、八軒、新川

このように、都心部からのアクセスは十分確保しながら、都心部よりも低コストで快適なオフィス環境を実現できるエリアは数多く存在します。

さらに、こうした都心近郊エリアには、単に「安い」というだけではない、日常の働きやすさにつながるメリットがあります。

生活圏に近い場所でオフィスを構えられる

札幌駅や大通駅まで出勤しなくても、自宅から数駅の場所で快適なワークスペースを確保できるため、毎日の通勤時間を短縮でき、生活リズムに余裕が生まれます。
都心部の混雑を避けられることで、朝夕の移動ストレスが減り、仕事のパフォーマンスにも良い影響をもたらします。

駐車場が確保しやすい

月極駐車場の選択肢が多く、料金も札幌駅前や大通駅周辺より抑えられるため、車移動が多い事業者にとっては非常に相性が良い環境といえます。
来客時にも付近のコインパーキングを案内しやすく、訪問のしやすさでも評価されています。

静かな環境の中で仕事に集中しやすい

人通りが多く混雑が絶えない都心部と違い、都心近郊エリアは落ち着いた街並みが魅力です。
オンライン会議や来客対応においても、騒音を気にする必要がなく、スムーズな対応が可能になります。

SKY-OFFICE:都心部まで15分程度のおすすめ拠点

アクセスとコストのバランスを重視し、快適なワークスペースを提供する「SKY-OFFICE」では、オフィスから札幌駅・大通駅まで、地下鉄の乗車時間と徒歩移動の時間を合わせて15分程度でアクセス可能な拠点を多数展開しています。
どれも、賃料を抑えながらも、内装・設備・使い勝手にこだわった完全個室型のオフィスです。

KANTINE MISONO(地下鉄東豊線「美園駅」徒歩6分)


KANTINE MISONO(カンティーナ美園)は、2026年1月オープンの新拠点です。大通駅まで地下鉄+徒歩で14分でアクセス可能で、天井高のある開放的な空間とデザイン性の高い内装が特徴です。周辺には豊平区役所や郵便局、スーパー、飲食店などの施設が揃い、士業の方の事務所やスタートアップの拠点として最適な環境です。

SAKURA GARDEN MISONO(地下鉄東豊線「豊平公園駅」徒歩6分)


SAKURA GARDEN MISONO(サクラガーデン美園)は、2026年1月にオープンする「暮らせるオフィス」をコンセプトとした新しいかたちのレンタルオフィスです。オフィス機能と居住機能を両立しており、出張や拠点運営の際の「オフィス代+宿泊代」の二重コストを削減することができます。さらに法人登記も可能なほか、ホームページ作成の無料代行などSKY-OFFICEの入居者サービスも利用可能です。大通駅まで地下鉄+徒歩で14分とアクセスも良好で、仕事にもプライベートにも便利な環境です。

SAKURA-N32(地下鉄南北線「北34条駅」徒歩2分)

SAKURA-N32は、さっぽろ駅まで地下鉄+徒歩で9分という好立地にありながら、落ち着いた住宅街の中にある静かなオフィスです。
また、高速道路の札幌北インターチェンジまで車で1分と、道内各地への移動にも便利です。
さらには、新千歳空港行きのバス停まで徒歩3分で、全国出張のある企業や、首都圏の企業のサテライトオフィスとしての利用にもぴったりです。

KANTINE(地下鉄南北線「北34条駅」徒歩3分)

KANTINE(カンティーナ)は、さっぽろ駅まで地下鉄+徒歩で10分でアクセスが可能。
完全個室のオフィススペースのほか、20名以上で利用できる、研修やセミナーにも最適なリフェクトリルームや、ランチタイムにゆっくりくつろげるカフェスペースを完備しています。
さらに、最新のシステムキッチンと調理家電、食器類を揃えたキッチンスペースも備えており、お料理教室や交流会、飲食店オープンのための試作をする企業様にもぴったりの次世代型オフィスビルです。

SAKURA-KOTONI(地下鉄東西線「琴似駅」徒歩6分)

琴似エリアは、JR・地下鉄どちらも使える札幌市内でも数少ない地域です。
SAKURA-KOTONI(サクラ琴似)は、大通駅まで地下鉄+徒歩で17分でアクセス可能です。
周辺にはスーパー、ドラッグストア、飲食店、カフェなどが揃い、仕事帰りの外食や買い物にも便利です。
落ち着いた住宅地と賑やかな商業エリアが共存し、仕事と生活をバランスよく両立できる環境です。

KANTINE N15(地下鉄東豊線「東区役所前駅」徒歩4分)

KANTINE N15(カンティーナN15)は、さっぽろ駅まで地下鉄+徒歩で8分でアクセス可能な好立地のオフィスです。
1~2人用のオフィスのほか、賃貸オフィスのように自由なレイアウトで利用できる多人数用オフィス、会議室、広々としたビジネスラウンジを備えており、多様な働き方に対応することが可能です。
周辺にはスーパーや飲食店、ドラッグストアなど商業施設も充実しています。

SKY-OFFICEでは、札幌市内に多数のレンタルオフィスをご用意しております。家賃は1.5万円からと低価格で、オフィスはすべて完全個室型。ラウンジや会議室の利用も可能です。

また、SKY-OFFICEはオフィス機能だけでなく、豊富な支援サービスも魅力です。
例えば札幌市のビジネスに関して気軽に相談でき、サポートもしてくれるコンシェルジュサービス「SKYコーディネーター」や、無料ホームページ作成サービス、法人登記等の会社設立サポートサービスなど多方面でのサービスが充実しているため、開業・起業を検討している方や、札幌で事業を拡大したい方などにもぴったりです。

澄川エリアに新オフィスをオープン予定!

2026年には、新たに澄川エリアにレンタルオフィスをオープン予定です。澄川エリアは、住宅地が近く落ち着いた環境のため、静かなワークスペースを確保しやすい地域です。
建設中の新オフィスの周辺は、スーパーやホームセンターなどが充実しており、駐車場も多く、来客時の駐車や車通勤を考えている方にも便利なエリアです。

最新情報は、お知らせにてご確認ください。

まとめ:最適なオフィスは「働き方」で決まる

札幌でレンタルオフィスを選ぶ際、「都心部」という立地だけが必ずしも最適解ではありません。

地下鉄を使って札幌市都心部まで10~15分程度という十分な利便性を保ちながら、賃料のコストダウン、通勤ストレスの軽減、静かで落ち着いた環境といった、快適な働き方に寄り添うメリットを得られるエリアは、札幌市内に多く存在します。

SKY-OFFICEは、都心部特有の利便性を求める方から、生活と仕事がほどよく融合した環境を求める方まで、幅広いニーズに対応できる拠点を展開しています。

“都心部一択”ではなく、“あなたの働き方に最適なエリア”という視点でオフィスを選ぶことが、日々の生産性向上と事業成長に繋がります。

札幌で理想のワークスペースをお探しなら、ぜひSKY-OFFICEをご検討ください。

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