完全個室型のレンタルオフィスを利用する6つのメリット

テレワークの促進やサテライトオフィスの普及によってレンタルオフィスの利用が増えている中、完全個室型のオフィスへのニーズが急増しています。
完全個室型のオフィスであれば周りの目を気にすることなく業務に集中することが可能です。
本記事では完全個室型のレンタルオフィスを利用する6つのメリットについて解説します。

レンタルオフィスの執務スペース形態

レンタルオフィスを利用したいと思った時、最初にチェックするべきポイントとして執務スペースの形態が挙げられます。
執務スペースの形態は大きく分けて「完全個室型」「半個室型」「フリーアドレス」の3形態に分類され、その内の個室型のスペースを専有として借りることができるものをレンタルオフィスと呼びます。(ただし、管理会社によって個室の形態が当てはまらないケースも稀にあります)

ここではそれぞれの形態の特徴について解説をします。

完全個室型

完全個室型

完全個室型の執務スペースはその名の通り、天井まで壁がしっかりとあり、完全に個室の空間を指します。
多くのレンタルオフィスでは完全個室型の執務スペースを採用しており、ほとんどの場合で高い防音性とプライバシー性を持っています。
また、声が外に漏れにくいためテレビ会議や電話なども周りの目を気にせずに行える点が魅力です。

ただし完全個室型のレンタルオフィスは専有の執務スペースをメインに扱うことになるため、他の利用者とのコミュニケーションは少なくなります。
そのため、独自のコミュニティを形成したい場合は向いていない可能性があります。

半個室型

半個室型

半個室型の執務スペースは天井に空間が空いていたり、四方のうちパーテーションに囲まれているが、完全に密室ではない状態の執務スペースを指します。
半個室型はオープンなフリーアドレス制と異なり、プライバシーを守りながら業務に集中できる空間で、仕事場としても利用できますが、勉強や読書など様々なシーンで活用できます。

半個室型のオフィスは完全個室型よりも自由な専有スペースではありませんが、プライバシーやセキュリティの高さは選ぶ際に欠かせないポイントです。
事業形態によっては半個室型でも効率的に作業に集中できるため、事前に確認しておきたい箇所となります。

フリーアドレス

フリーアドレス

フリーアドレスとは働き方改革の促進によって注目され始めた比較的新しいオフィス形態です。
従来のオフィスのように専有のデスクがなく、フロアに長椅子やソファが設置されている広いスペースの中で、自由な場所を選んで業務が行えるスペースを指します。
大きなカフェのような空間で、普段一緒に仕事をすることがない他部署の従業員とも会話ができるようになるため、新しいアイデアが生まれたり、組織内の風通りが良くなるメリットがあります。

また、コワーキングスペースのように、他の利用者同士が同じ空間をシェアすることで、新しいビジネスアイデアの創出やコミュニティ形成が発生するというメリットがあるため、多くのオフィスで採用されています。

ただし、個室空間ではないためプライバシー性は低く、セキュリティ対策に課題があるオフィス形態でもあります。
近年では半個室型とフリーアドレスの両方を採用した執務スペースなども登場しており、働き方の多様性が向上するケースも増えてきました。

完全個室型レンタルオフィスの6つのメリット

オフィスの形態は大きく分類すると3種類に分けられますが、その中でも業務に集中し、高いコストパフォーマンスを発揮する執務スペースを求めているのであれば「完全個室型」がオススメです。

また、近年では新型コロナウイルスの世界的流行によって人との接触を極力避けたいと考えている方も少なくないでしょう。
完全個室型であれば人との接触を極力避けた状態で業務に集中することができる点も魅力です。

プライベート性の高い環境

完全個室型最大の利点としてプライベート性の高さが挙げられます。
プライバシーの確保をする際に周りの目が気にならない空間が求められますが、完全個室型のレンタルオフィスはプライベート性の高い専有の個室空間のため、周囲の目線を気にすることなく業務に没頭できます。

また、周りの目線が気にならないため、安心して機密性の高い情報や、プロジェクトに対しても取り組むことが可能です。
資料を扱う際も完全個室であればデスクの上に並べても問題なく業務に集中できます。

防音性・遮音性が高い

完全個室型のレンタルオフィスは天井が空いている半個室型と比べて非常に優れた防音性・遮音性を持っています。防音性に優れた個室であれば、外に会話が漏れることがないため周りを気にせずに電話やテレビ会議を行えます。

営業職の場合、テレワークとなると電話やテレビ会議による商談が増えていく中、周りに会話を聞かれない配慮をする必要がありますが、完全個室型であれば心配する必要もありません。
さらに、複数人でレンタルオフィスを利用する際も、メンバー同士の会話・ミーティングを気兼ねなくできるようになるため、ストレスフリーな環境で業務に取り組めます。

オフィス機能が整っている

レンタルオフィスを利用する中で、専有の個室スペースは最大のメリットと言えます。業務に集中できる環境を構築しやすく、資料の保管や管理も行える点は他の形態では難しい箇所もあります。
また、複合機や貸し会議室、宅配ロッカーなどオフィスに求められる機能も完備されている施設であれば、契約したその日から完璧なオフィス環境で業務に取り組める点も魅力です。

レンタルオフィスではオフィスに必要な機能をレンタルできるため、低コストでオフィスを揃えることができるため、イニシャルコストが安いのが特徴です。
さらに光熱費や通信費も他の同居者とシェアするため、ランニングコストも抑えてオフィス機能を利用することができます。

時間を気にせずに業務に取り組める

レンタルオフィスでは決められた出勤時間は無く、自身のライフスタイルに合わせた時間帯に利用が可能です。
また、24時間365日利用できる施設も少なくなく、朝や夜といった時間の概念から解放されたワークスタイルが実現できます。
多様で柔軟な働き方を行いたいのであれば、レンタルオフィスのように自分に適した働き方が可能な場所を活動拠点地にするのはポイントです。

完全個室型のレンタルオフィスを選ぶ際は、施設そのものの営業時間は必ず確認しておきましょう。
また、内見時はどの時間帯に利用してもオプション料金が発生しないかも確認しておくことで、入居後のトラブルを未然に防ぐことができます。

セキュリティ対策に優れている

完全個室型レンタルオフィスの最大のメリットとしてセキュリティ対策が優れている点があります。
フリーアドレスの場合は周囲に情報が漏洩するリスクは常に付き纏いますし、半個室型でも外に会話が漏れてしまうため情報漏洩のリスクがあります。
しかし、完全個室型であれば原則情報漏洩が発生するリスクは防げるでしょう。
鍵付きのキャビネットを導入すれば貴重品の管理もレンタルオフィス内で完結します。

テレワークが普及した昨今では周りに聞かれてはいけない情報を扱う場合でも出社しないケースは珍しくないでしょう。
そうした業務に取り組む際には完全個室型のレンタルオフィスは高いコストパフォーマンスを誇ります。
そして作業効率の向上により生産性が大幅に改善されます。

完全個室型レンタルオフィスのデメリット

様々なシーンで効果的な機能を持つ完全個室型のレンタルオフィスですが、デメリットもあります。
ここではレンタルオフィスを選ぶ際のポイントとして完全個室型のデメリットについて解説します。

共同スペースよりも費用が高い

完全個室型のレンタルオフィスは専有の執務スペースをレンタルできる点が魅力ですが、その分費用が他の共同スペースよりも高くなります。
フリーアドレス制を採用しているコワーキングスペースや、半個室の執務スペースを提供しているレンタルオフィスと比較しても完全個室型レンタルオフィスの方が、コストが高くなるケースは珍しくありません。

他利用者との交流が減る

同じ空間をシェアすることで他の利用者と交流できる点がコワーキングスペースやシェアオフィスの魅力ですが、完全個室型のレンタルオフィスでは基本専有の執務スペースを利用するため、交流が生まれにくい欠点があります。
しかし、近年では共有ラウンジやコワーキングスペースを併設しているレンタルオフィスも珍しくないため、課題そのものは解消されつつあります。

オプションによってコストが上がる

レンタルオフィスには専有スペースの利用以外にも貸し会議室の利用や電話代行、秘書代行、カーシェアリング、ビジネスマッチング、経営サポート、テストマーケティングなど様々なサービスがあります。
これらのサービスは無料のものもあれば有料のサービスであることも珍しくありません。
利用したいサービスが有料である場合、ランニングコストが高くなる可能性もあります。
実際にレンタルオフィスを契約する際は提供するサービスの価格について事前に把握しておくことが大切です。

格安のオフィスは壁が薄い等の品質の差がある

レンタルオフィスを選ぶ際に極力コストを抑えるために格安の施設を探したいと思う方は多いと思います。
実際に完全個室型のレンタルオフィスも施設によって価格に差があり、同じ広さであってもピンキリです。
しかし、格安だけでオフィスを選ぶ際には気をつけるべきリスクも多くあります。
例えば完全個室ではなく、天井が少し空いている半個室であるケースは多くあります。
また、完全個室型であっても壁が薄く隣の部屋の声が聞こえるというケースもあります。
格安であることだけで決めるのではなく、自身の求める理想のオフィス条件に満たしているかどうかもしっかり確認をしておきましょう。

完全個室型レンタルオフィスの使い方

レンタルオフィスを利用する方は様々な背景を持っていると思いますが、何かしらの目的を持って探している方が多いでしょう。
ここではビジネスの視点を基軸に完全個室型レンタルオフィスの利用方法を解説します。

メインオフィスとして

オフィスを利用したいと考えている方にとって最も多いのが「仕事の拠点地となる仕事場」としてのオフィスを探している方ではないでしょうか?完全個室型のレンタルオフィスは事業の規模や従業員の人数関係なく本社機能を持ったオフィスとして活用できます。
メインオフィスに必要となるオフィス機器や応接室、会議室、仕事環境はレンタルオフィスであれば低コストで揃えることが可能です。

サテライトオフィスとして

本社機能を分散化し、従業員の働き方に多様性を持たせ、出勤にかかるコスト削減やライフワークバランスの改善として注目を集めています。
レンタルオフィスはサテライトオフィスを立ち上げる際に非常に効率的かつ生産性の高いオフィス形態です。
ローコストで用意できるため、従業員の生活圏内に適した場所にオフィスを用意しやすいです。
特にテレワーク・リモートワークの拠点地として活用する場合でも適しているため、既にオフィスを構えている方でもオススメです。

ミーティングスペースとして

本社機能は別の賃貸事務所を借りて運営しているが、ミーティングスペースが確保できていないという課題に悩まされている方も少なくはないでしょう。
レンタルオフィスはミーティングスペースを拡張させるのを目的に利用することも可能です。
専有の執務スペースに加え、ラウンジや貸し会議室がある施設を利用すれば、ミーティングスペースを一気に拡大できます。

●まとめ

レンタルオフィスには様々な形態の執務スペースがありますが、業務効率を向上し、生産性を高くするのであれば完全個室型のレンタルオフィスがオススメです。
特に高い防音性や背キュリ点の高さを持つ施設であれば、周りの目を気にする必要がありません。
札幌市を拠点にレンタルオフィスを提供するSKY-OFFICEは全ての施設が完全防音型のオフィスとなっています。

ぜひ北海道でレンタルオフィスをお探しの場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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