【札幌】多様な働き方を実現するアジャイルオフィスとは|レンタルオフィスで実現する柔軟性の高いアジャイルなワークプレイス

新しいオフィスの在り方として近年「アジャイルオフィス」に注目が集まっています。
アジャイルオフィスとは「状況や業務内容、プロジェクト、企画などに応じて柔軟に仕様変更ができるオフィス」を指します。

アジャイルオフィスは、柔軟な組織体制やコミュニケーションの活性化などで注目されるオフィスデザインとして多くの企業で導入が進んでいます。
札幌市企業経営動向調査2024年度下期」によると、札幌市におけるテレワーク活用企業は25%、さらに「情報通信業」においては87%に達しています。
テレワークの普及により、従来の固定席中心のオフィスではスペースの無駄やコミュニケーションの分断といった課題が顕在化しました。
そのため、必要に応じて働く場所やチーム構成を柔軟に変えられるアジャイルオフィスの導入が、業務効率の最適化や社員同士のコラボレーション促進といった観点で有効な選択肢として注目されているのです。

アジャイルオフィスは多くの場合、賃貸事務所のように自由度の高いオフィス形態で導入されていますが、アジャイルオフィスのメリットを抽出し、小規模な組織でもアジャイルオフィスのような「柔軟性の高いオフィス」を実現するためにレンタルオフィスを活用する方法にも注目が集まっています。

本記事ではアジャイルオフィスの解説に加えて、札幌でアジャイルオフィスを展開する方法についても紹介します。

目次

アジャイルとは何か

IT業界やDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進している部門・組織であれば「アジャイル」という言葉を聞く機会は多いのではないでしょうか?アジャイル(agile)は「敏捷」や「機敏」といった意味を持つ言葉で、ビジネスシーンでは『状況・ニーズの変化・方針に合わせて柔軟に変化する・対応する能力』を指します。

アジャイルとは単なるビジネス用語ではなく、組織全体の指針となる原理・価値観・思想であり、ソフトウェア開発における手法であり、組織改革や働き方改革における手段となります。

応用範囲が非常に広く、ただ単に一過性のブームとして消費されるような言葉ではありません。

アジャイルの中でも特に重要なのが「アジャイル思想」の中核である『アジャイルソフトウェア開発宣言』です。
「アジャイルソフトウェア開発宣言」は、ソフトウェア開発における従来のやり方を見直し、より効率的で柔軟な開発を目指すための指針をまとめたものです。
2001年に17人のソフトウェア開発者によって発表されました。

【参照】アジャイルソフトウェア開発宣言

アジャイルソフトウェア開発宣言では以下の要素を「価値」として定義しています。

  • 「プロセスやツール」よりも「個人と対話」を
  • 「包括的なドキュメント」よりも「動くソフトウェア」を
  • 「契約交渉」よりも「顧客との協調」を
  • 「計画に従うこと」よりも「変化への対応」を

このマインドはソフトウェア開発だけでなく、あらゆるビジネスシーンで活用され、現在様々な場面でアジャイルの思想を取り入れたモデルが主流となってきています。

アジャイルの価値観を取り入れた「アジャイルワーキング」

アジャイルの価値観を取り入れた働き方として「アジャイルワーキング」があります。
アジャイルの業務を進めるにあたって発生する様々な変化に迅速に対応する働き方として注目を集めています。

アジャイルワーキングの特徴として以下の点が挙げられます。

  • プロジェクトを小さく分割して、柔軟に対応できるようにする
  • オフィスレイアウトをプロジェクト・チーム単位で臨機応変に変更できる
  • 素早く効率的に業務に取り組めるチーム体制

長期的なプロジェクトもアジャイルワーキングを導入することで、それぞれのワークスタイルに適した迅速かつ柔軟な働き方が実現できます。

アジャイルオフィスとは

アジャイルオフィスとは前述したアジャイルワーキング及びアジャイル開発を実現し、従来の組織からアジャイル型組織に転換させることが可能なオフィスを指します。
具体的にはアジャイルワーキングに求められる「業務内容や状況・環境等に合わせて柔軟に仕様変更ができる」「コミュニケーションやレクレーションが起こりやすい」「状況に適した形で迅速にオフィスを活用できる」点を全て網羅しています。

アジャイルオフィスはアジャイル開発が主流となり、多くの企業がアジャイルの思想を取り入れた組織体制を導入したことで、注目を集めました。
特に働き方改革や新型コロナウイルスの世界的流行によってオフィスの在り方そのものが変化したことが大きな要因となっています。

ABWとの違い

ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)はその時々の状況に合わせて柔軟に働く場所を選択することができる働き方です。
例えば一人で集中したい時は、周囲から隔離されたワークスペースや自宅、サテライトオフィスなどで仕事をし、チームで動くときは会議室のような作業スペースを活用するといった働き方を指します。
レンタルオフィス等を活用してABWを実現している企業も近年増加傾向にあります。

ABWを実現するためには従来のオフィスとは異なり、様々な場所で仕事に取り組める環境づくりが求められます。
また、従業員個人のワークライフバランスに合わせて、働ける場所と時間の選択が可能な組織体制・評価制度・セキュリティ対策が求められます。

一見するとアジャイルワーキング・アジャイルオフィスと同じように見えますが、ABWは自宅やカフェのような社外でも働く場所を選べる点で異なります。

フリーアドレスとの違い

フリーアドレスとは従来のオフィスのように「固定の席」を持たずに、自分の好きな席・場所で働くワークスタイルです。
従業員はオフィス内を自由な場所で働けますが、ABWと異なりあくまでオフィス内だけになります。

こちらもアジャイルオフィスと同じように見えますが、アジャイルオフィスは『オフィス内のものも自由に動かす』ことができるため、物自体は固定されているフリーアドレスとは異なります。

アジャイルオフィスは「プロジェクト単位での理想のワークスペースを作る」ことができるのがポイントになるため、オフィス内の柔軟性が求められます。
ただし、プロジェクト単位で完全に物を動かせなくとも柔軟性や拡張性を持たせているフリーアドレスを採用しているオフィスも近年増えてきているため、アジャイルオフィスとの境界線が曖昧な事例も少なくありません。

スマートワークとの違い

ICTを活用することで、場所や時間に囚われずに就業できる働き方を「スマートワーク」と呼びます。
スマートワークはABWやアジャイルワーキングを実現するためには不可欠な技術やツールを活用することを前提としており、多くの企業で導入が進んでいます。

アジャイルオフィス・アジャイルワーキングと近い言葉ですが、スマートワークは「場所や時間にとらわれない働き方」を実現するための方法です。
そのため、状況に合わせて理想のオフィスを作る「アジャイル」の思想を実現するための技術的な土台であり、両者は補完関係にあります。

アジャイルオフィスで実現できること

アジャイルオフィスはアジャイルな思想を取り入れた働き方・組織を実現するために重要な要素ですが、それ以外にも様々な理由で注目されています。
特に新型コロナウイルスの世界的流行やワークライフバランスの重要性、働き方改革の促進などを背景に既存のオフィスでは対応しきれない課題が浮き彫りになったことが注目度を加速させた大きな要因です。

ここでは具体的にアジャイルオフィスが求められるようになった要因と、導入することで実現する改善について紹介します。

オフィスの役割の多様化

従来のオフィスは「社員が同じ場所で同じ時間に働くための場所」としての役割が大きく、一箇所に主要な機能や人材を集めるのが主流でした。

しかし、近年になってICT技術の発展及び普及によって働き方に柔軟性が生まれ、必ずしもオフィスで仕事をしなければならないわけではなくなってきました。
多様化する働き方に対して従来の価値観で設計されたオフィスでは対応しきれなくなり、結果としてパフォーマンスの悪化を引き起こす要因となりました。

それらを改善するために「テレワーク」の導入や「サテライトオフィス」の設立など様々な施策が登場し、現在は多くの企業がワークスタイルの多様化を実現しようと奮闘しています。

そうした中、オフィスそのものの役割も多様化し、利用する人によってオフィスに求める役割が変化してきました。
特に「コミュニケーション」の役割は以前よりも重要視され、新たなアイデアの創出や作業効率が上がりやすい自由度の高いオフィスへのニーズが高まる中で、状況に合わせてオフィスを自由に作り替えるアジャイルオフィスへの注目が集まりました。

アジャイルオフィスを導入することで、多様化するオフィスの役割をカバーすることができ、アジャイルな組織へと組織力強化、生産性向上、作業効率の改善などが見込めます。

コミュニケーションの活性化

新型コロナウイルスの世界的流行によって、テレワークが一気に主流になりました。
その結果、働き方の多様化について多くの企業が導入を検討するようになり、同時に様々な課題が浮き彫りになりました。
その中でも「コミュニケーション」に対する課題は多くの業界で取り上げられ、様々な改善案やツールが登場しました。

従来のオフィスからコミュニケーションを活性化させる場としてオフィスを変化させる企業も増加しており、フリーアドレス制の導入や、テレワークとオフィス出社を両立したハイブリットワークの導入が進んでいます。
そうした背景の中、状況に合わせてオフィスを自由にレイアウトできるアジャイルオフィスに注目が集まっています。

テレワークとの両立やアジャイル型組織の促進などもメリットとして挙げられますが、やはりコミュニケーションの活性化というメリットが大きく、生産性の向上や品質向上、従業員満足度の向上など様々な改善が見られます。

柔軟なチーム編成の実現

アジャイル型の組織や働き方を導入することで、組織内に柔軟性が生まれ、プロジェクト単位で迅速な組織を結成できます。
組織の働き方や価値観は刻一刻と変化し続けるものです。
特に昨今では市場の変化も爆発的に早くなっており、2000年代や2010年代と比較しても劇的に変化し続けています。
現在もAIの発展によって、さらに働き方が変化していく中で、従来のオフィスでは時代の流れに対応できず、最悪の場合、企業が倒産するリスクまで考えられます。

変化の激しい時代の中で、常に新しい価値観を受け入れながらオフィスを適応させていくのであれば、アジャイルの思想は大いに役立ちます。
変化が激しいからこそ、その変化に乗り遅れることなく、適応する組織体制が企業全体の成長には不可欠です。

札幌で実現するアジャイルオフィス

アジャイルオフィスを導入するには、単に可変性の高いオフィス設計を行うだけでなく、都市としてのインフラや働く人の生活環境が整っているかどうかも大きな要素となります。
ここでは、札幌がアジャイルワーキングに適している理由と、おすすめのアジャイルオフィスの導入方法について説明します。

札幌がアジャイルワーキングに適している理由

まず注目すべきは、交通アクセスの良さです。
新千歳空港から札幌市中心部までは快速電車で約40分と非常にアクセスしやすく、全国の主要都市への移動もスムーズです。
東京・大阪・名古屋などへの出張も日帰り可能であり、ビジネス拠点としての利便性は高い水準にあります。
今後は北海道新幹線の延伸によって、本州との交通インフラがさらに強化される見込みであり、札幌のビジネス拠点としての価値はますます高まるでしょう。

また、オフィス賃料の安さも大きな魅力です。
2025年6月時点でのオフィス賃料は東京都心5区で30,523円/坪、札幌市で17,213円/坪となっており、札幌市はオフィス賃料を大幅に抑え、初期投資やランニングコストを削減できることがわかります。
限られた予算の中でも、より広いスペースや最新設備を導入しやすく、柔軟なワークプレイス構築に向いています。

参考:三幸エステート市況データ

住環境の良さも見逃せません。
札幌は自然と都市機能が共存する街で、四季を感じながらも、生活インフラや商業施設、医療・教育機関が整っています。
保育園や学校も充実していることから、ファミリー層の移住先としても人気を集めています。

さらに、行政の支援体制もアジャイルな働き方を後押ししています。

札幌市では、「札幌市働き方改革テレワーク導入補助金」などの補助金制度や、ワーケーション推進施策などを積極的に展開しており、企業にとっても働く場所として札幌を選ぶメリットは非常に大きいといえます。

このように、交通・コスト・住環境・インフラのすべてにおいて、札幌はアジャイルワーキングを実現するための最適な都市環境を備えています。

札幌でアジャイルオフィスを展開するには

アジャイルな働き方を実現するには、制度やITツールだけでなく、それらを支えるオフィス空間の整備が重要です。

アジャイルオフィスは、業務内容やプロジェクトの変化に応じて柔軟に働き方を調整でき、生産性向上や人材確保に貢献する一方で、自社でその環境を整備するには、初期投資や管理コストが大きな負担となります。

そこで注目されているのが、レンタルオフィスの活用です。必要な時に必要なだけのスペースを確保できるため、無駄な設備投資を避けつつ、スピーディに環境を整備できます。
会議室や個室、共用スペースなどを柔軟に利用でき、プロジェクト単位のチーム活動や、拠点分散型のワークスタイルにも対応可能です。

特に札幌のような都市では、地元の人材と道外の企業をつなぐ拠点として、レンタルオフィスの活用が効果を発揮します。
通勤利便性の高い立地にありながら、ICT環境やビジネスサポートも整っているため、業務開始までの準備期間を大幅に短縮できます。

変化の激しい時代において、柔軟で無駄のない働き方を支える手段として、レンタルオフィスはアジャイルオフィス展開のための有力な選択肢となり得ます。

札幌のレンタルオフィスなら「SKY-OFFICE」がおすすめ

札幌でレンタルオフィスを活用しアジャイルオフィスを展開するのにおすすめなのが、「SKY-OFFICE」です。

SKY-OFFICEは、札幌市中心部に複数の拠点を持つレンタルオフィスで、札幌駅や大通駅から徒歩圏内という好立地にありながら、落ち着いた環境と高い利便性を兼ね備えたワークプレイスを提供しています。

個室、会議室、フリーデスクなど多様なワークスタイルに対応可能なスペースが揃っており、アジャイルオフィスとしての機能を十分に発揮できます。
また、高速Wi-Fi、複合機、受付対応、郵便物受け取り代行など、札幌でのビジネスに必要なサービスも完備されており、即日からの業務開始もスムーズです。

フルリモートワークでは対応が難しい業務や、札幌在住の社員のための拠点づくり、あるいは出張時の一時利用にも最適です。
また、初期費用を抑えてスピーディーに開設できる点もアジャイルな働き方にぴったりです。

SKY-OFFICEは、道内外のスタートアップや中小企業、支店展開を検討する企業など、さまざまなニーズに対応できる柔軟性があります。
札幌でアジャイルオフィスを展開したい企業にとって、信頼できる選択肢のひとつです。

まとめ:札幌で実現するアジャイルオフィス

アジャイルオフィスは、変化の激しい時代に適応しながら、組織の柔軟性や生産性、チームの創造性を最大化できる新しいワークプレイスの形です。
ICTを活用したスマートワークやABW、フリーアドレスといった概念とも密接に関係しつつ、それらを包括する思想として、全国的に導入が進んでいます。

札幌は、交通利便性、低コストなオフィス賃料、豊かな自然と充実した生活環境、そして行政の手厚い支援という好条件が揃っており、アジャイルオフィスを展開するのに最適な都市といえます。

そのなかでも、レンタルオフィス「SKY-OFFICE」は、札幌におけるアジャイルなワークプレイスの実現に強く貢献する存在です。
初期投資を抑えながらスピーディーにオフィス環境を整備できるため、変化に対応し続ける企業にとって有力な選択肢となるでしょう。

札幌で、これからの働き方にふさわしいアジャイルオフィスを実現するなら、まずは「SKY-OFFICE」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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