今回、SKY-OFFICEでは、SAKURA-N3に入居しているラルフ ローレン株式会社のリテールマネージャーの山口雄一郎氏にインタビューを行い、仕事内容や仕事のポリシー、当社へ入居してみての率直な想いを語ってもらいました。
ラルフ ローレン株式会社
百貨店リテール本部 リテール マネージャー 山口雄一郎氏
1967年に創業し50カ国以上でブランドビジネスを展開、全世界で成長を続けるラルフ ローレン。
デイリーにも使えるハイセンスなブランドとして、幅広い年齢層に指示されている。ラルフ ローレンの商品には一つひとつに込められたストーリーやその背景にある歴史、感性から生まれるインスピレーション、これまでの積み重ねによって受け継がれるスタイルなど、ラルフ ローレンならではのブランド理念を軸に、ファッション界をリードしている存在である。
日本では、40年以上に渡って国内でブランドを展開。現在は百貨店、路面店、アウトレットを合わせて全国で約440店舗を展開している。北海道にある9つの店舗と東北にある10の店舗を統括しているリテールマネージャーの山口氏は2003年にラルフ ローレン株式会社へ入社。大丸札幌店や丸井今井札幌本店などの現場で約5年の経験を積み、日本のリテールマネージャーへの昇進を果たし、現在SKY-OFFICEで北海道と東方地域の統括をしている。
ライフスタイルに溶け込むブランド「ラルフ ローレン」
ラルフ ローレンさんについて教えてください。
ラルフ ローレンはアメリカ初のファッションブランドで、1967年に創業。世界の50カ国以上でブランドビジネスを展開しています。日本でも百貨店、路面店、アウトレットを合わせて全国で約440店舗を展開しています。日本では40年以上に渡って国内でブランド展開をしていて、事業としてはリテール(小売)事業が会社の主軸になっています。
頭の先からつま先まで揃うブランドとして、ライフスタイルに溶け込むブランドを目指しています。そして、商品のクオリティーにも絶対的な自信があって、どの他のブランドよりもハイクオリティーのものをロープライスで提供出来ていると思います。お客様は男女問わず30〜40代前後の方が多くいらっしゃいます。最近驚いたのが、あるモデルさんが弊社のキャップを被ってSNSを投稿してくださったらしく、それを見た20代女性の方からのお問合せがとても多くありました。SNSの影響力の凄さを感じましたね…。そんなエピソードもあり、幅広い年齢層の方に愛されているブランドだと思っております。
販売スタッフとして5年働き、北海道と東北を統括するリテールマネージャーに。
ラルフ ローレンは僕にとってのファッションの終着地点。
山口さんのお仕事について教えてください。
僕はラルフ ローレン株式会社のリテールマネージャーという役職で、北海道と東北のエリアマネージャーをさせてもらっています。北海道と東北を合わせて全部で19店舗を統括しているので、月の半分は出張で北海道・東北・東京を行き来していますね。
普段している仕事としては、売り上げの管理、スタッフの育成、マネジメント、百貨店との交渉などがメインとなっています。もともとは大丸札幌店さんや丸井今井札幌本店さんで販売スタッフとして5年間働きました。
リテールマネージャーになって10年目。僕は中学生の事からファッションが大好きで、服飾系の学校を経て、アパレルの会社に就職。その間も働きながら大好きなファッションを楽しみながら、自分の求めるファッションを探求していました。そこで辿り着いたのがラルフ ローレンです。
僕にとってみるとラルフ ローレンは「ファッションの終着地点」。数十年にわたり色んなジャンルのファッションをしたり、トレンドを追いかけたりしましたが、これ以上のものに出会う事はもう人生を通してないと思っています。この終着地点の先にはもちろんラルフ ローレンの世界がずっと続いていて、ラルフ ローレンのブランドに関わる事によってお客様のライフスタイルを豊かな方に導きたいと思っています。
お客様は商品をどうしたらもっと良く観てくれるか?
ラルフ ローレンの世界観をディスプレイで表現したい。
販売スタッフを5年経ての昇進はとても早いと思いますが、早く昇進出来た理由を教えてください。
うーん、確かに…そうですね…。
僕が今やらせてもらっているリテールマネージャーは日本で30人ほどのチームです。でも、どうして昇進できたのかと言われても…(笑)
僕は本当にファッションが好きで、ラルフ ローレンの世界観が大好きです。ラルフ ローレンのデザインをする際のスタートってインスピレーションから始まるんです。例えば、「リゾート地のあの街の風景」などからきたインスピレーションをファッションとしてデザインをするんです。
そういう深いところから創り出された品をどう店舗でディスプレイをし、表現をし伝えるか。そして、お客様に「良い」と思ってもらえるためにどうディスプレイをするのか考えるのも僕たち店舗スタッフの大事な仕事です。ラルフ ローレンの世界を体現化しようと、本部やスタッフと連携を取りながらいつも研究していましたね。そんな努力が報われたのかなと思います。…でも1番は、ラルフ ローレンの事を心から好きだってことが1番の理由ですかね!
結果より過程が好き。
その過程がチームを成長させる鍵。
お仕事のやりがいを教えてください。
目標に対して、チームで頑張っている時はとてもやりがいを感じます。
結果はもちろん付いてきてくれた方が嬉しいですが、たとえそうでなかったとしてもスタッフが積極的に取り組んでいる姿とか、工夫しながら何かをしている姿とか、チームで協力しながら頑張っている姿とか…結果よりその過程が好きですね。
それまでの過程でチームとして何に取り組み、何を得る事が出来、何を残す事が出来たかというのがチームとして成長していく鍵であると思っています。リテールマネージャーとして、北海道・東北の各店舗のチーム力の底上げにこれからも取り組んで行きたいと思っています。
この環境で仕事をしたいと思った。
立地も設備も清潔さも揃っている。
SKY-OFFICEを選んだ理由を教えてください。
今までのオフィスから引っ越さなきゃいけなくなったタイミングで、自分でオフィスを探しました。候補に挙がったのは、賃貸オフィスとレンタルオフィス。それぞれ内覧にも行きましたが、どんな面をとってもSKY-OFFICEさんが良いと思いました。
まずは、立地がとても最高ですね!ラルフ ローレンの札幌にある主要店舗からとても近いです。札幌駅周辺にオフィスがあると仕事がしやすく時間短縮にもなります。初めて内覧に行った時に先ずビックリしたのがエントランスの綺麗さです。
決して、エントランス自体がとても広い訳では無いのに、開放感もあり鮮麗された雰囲気ですよね。この雰囲気が気に入ったのを覚えています。
後は、自分たちのオフィス以外にミーティングルームが準備されているのも良いと思いました。そして、そのミーティングルームも綺麗なので会議をしていて気持ちが良いですよね。
月の半分は出張なので、デスクワークが出来る時間はとても貴重。
その貴重な時間を過ごせる環境がSKY-OFFICEにはある。
実際にSKY-OFFICEに入居してみていかがでしょうか?
本当に快適に仕事をさせてもらっています。月の半分は出張になってしまうので、ずっとオフィスにいて仕事をするという事は無いのですが、デスクワークや考え事をする時に集中できる環境だと思います。
出張が多いとどうしても移動時間が長くなって、そこに時間を取られてしまいます。なので、デスクワークが出来る時間は僕にとってとても貴重な時間です。SKY-OFFICEさんにはその貴重な時間を過ごせる環境が整っていると思います。結構入居者さんも多いのに、オフィス内はとても静かです。静かだけど、人の気配はあるし、ミーティングをしている企業さんとかを見ると刺激にもなりますしね。
すごく小さな事ですが、入居して嬉しかった事は、100円で買えるお菓子ボックスがあった事ですね(笑)外に買いに行くのが面倒なので、何か糖分を摂取したい時にとても嬉しいです(笑)そんな小さな心使いもオフィスに入居している方々は嬉しいと思います。
全力で仕事を楽しむ。
大好きなファッション、ラルフ ローレンの世界観をもっと広めていきたい。
ラルフ ローレンさんの新商品や新しい取り組みについて教えてください。
商品のクオリティーには自信があるので、どの商品も長く使っていただけるかなと思います。会社としては、今年の11月22日に日本で初めてラルフ ローレンがカフェ「Ralph’s Coffee」を原宿・表参道にオープンしました。ニューヨークやシカゴ、パリにはレストラン、ロンドンにはカフェ&バー、香港ではカフェを既にオープンさせていますが日本では初めてのカフェオープンです。
店内もグリーンを基調としたクラシカルな空間になっていて、ラルフ ローレンの世界観をカフェでも感じる事が出来るので是非、東京に行った際には立ち寄ってみてください。
僕個人としては、今年は「全力で仕事を楽しむ」という目標を立てて仕事をしています。タスクも多いので、どれだけ時間を有効に使う事も重要ですが、やはり大好きなファッションを仕事に出来ているので1つ1つの仕事を楽しみながら全力で頑張っていきたいと思います。
クールな貸しビルとは違う、小さな心遣いに人間みを感じる。
最期にこれから入居を考えている方々にアドバイスなどあれば一言お願いします。
100円で買えるお菓子ボックスの話をしましたが、お菓子は自分でコンビニでも買えますので本当はそんなに感動する話でもないのですが、僕はお菓子を置いてくれてる人たちの心遣いがこのオフィスの良いところだなと感じています。
「お菓子を置くと入居者が喜ぶだろう」
小さなことですが、利用者のことを考えて置いてくれてるのがわかりますし、お菓子の話以外でも、いろいろな場面でオフィス運営者の心遣いを感じ取ることができます。
外からは中々分からないことですが、そういう小さな配慮をしてもらえる人間味のあるオフィスだと思うので、もし内覧に来る機会があれば、オフィス内にある、小さな配慮を見つけ出してみてほしいと思います。
2018年11月27日 SAKURA-N3 会議室にて
Photo by Chihiro Nakaya